TOKYOポエケット

ポエケットニュース

第3回東京ポエケット

最初の数行の詩の後にコトバを付け加えていろいろな人がつながり、膨らんで、やがて最大な詩となっていく。
会場におかれた白い紙に綴られた、交流の軌跡です。

コトバの風が吹いてきて
オトの嵐が渦まいて
(ヤリタミサコ)

打ち上げられた貝の
耳元に
(一本指)

落ちてくるんだよ リンゴが 
リンゴより貝は硬いけれど
加速度のついたリンゴは
耳元にぶつかるとイタいんだ
(白糸雅樹)

痛み 伊丹 悼み 居たみー ニャーオッ
(まつお)

ところで「たななしおぶね」について少し書いておくと
棚のない小さな舟でそれはあったはずなのに     
新鮮に腐敗した塩水の生物が
(鳥類)

今晩はストレイシープ ジンギスカン
(魚村晋太郎)

〈ジンギスカン〉と〈たななしおぶね〉 について考えてみると
見渡すかぎり広がる空間がある、たしかにあり、
貝には痛い、ひびきであるから、
その逆語として〈うつろぶね〉が海面に浮かんでいて
(雅美)

ひとの居ない棺の船 ではない
気がつけば水面は人の船だらけ
火花式電信機がうなる
デンパキテマスデンパキテマス
(大村)

私の少し冷めたハートは
その電波をさりげなくキャッチする
(ナカムラコウジ)

すけいぷごうと。
喰って死舞えば良いぢゃない。
日没5分前
(犬山猫)